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F-RevoCRM6.2をリリースしました


高機能オープンソース CRM『F-RevoCRM』の新バージョンを発表 ~ F-RevoCRM6.2 を公開 ~ シンキングリード株式会社(代表取締役 金丸 隆)は、カスタマイズも容易な高機能オープンソース CRM 「F-RevoCRM」の新バージョンである「F-RevoCRM 6.2」を 2015 年 6 月 2 日に正式リリース致しました。 「F-RevoCRM6.2」ソースコードは F-RevoCRM のホームページよりダウンロード可能となっております。 (https://test.f-revocrm.jp/download/) 「F-RevoCRM6.2」はベースとなる vtigerCRM にはないシンキングリード独自の機能を追加し、主に操作性向上、 便利機能充実を実現している点も特長となっています。 シンキングリードでは、「F-RevoCRM6.2」の従来同様にソースコードを引き続き無償公開する事で、一般的な ライセンス費用や月額利用料が掛かる CRM ソフトと比べて、企業における CRM ソフト導入にかかるコストを抑 えると同時に、CRM ソフト導入にお困りの企業に対して、シンキングリードの経験豊富なコンサルタントによ る導入支援や運用定着化に主眼を置いたサービスを展開していきます。 □F-RevoCRM 6.2 – シンキングリードが独自で開発した新機能 掘り起こし機能(最終活動日および活動履歴の自動登録)の新規追加 活動結果を登録すると関連付けされた見込み客・顧客企業・案件・顧客担当者の項目「最終活動日」に活 動結果の項目「終了日時」が自動で登録されます。また、顧客企業の活動履歴に紐付く案件や顧客担当者 の活動履歴が全て表示されます。これにより、〇日間放置しているまたは未活動の顧客・案件を簡単に抽 出したり、顧客企業の活動履歴をみればその顧客の全ての活動を簡単に確認できるようになりました。 登録した活動情報にポップアップ画面を追加 登録した活動情報(予定・結果)にカーソルを近付けると、画面遷移しないで詳細な内容をポップアップ画 面上で確認できます。また、ポップアップ画面に表示されている顧客企業名・案件名・顧客担当者名をク リックすると、それぞれの詳細画面が表示されます。 予定表機能の強化 予定表機能で、活動情報の登録・編集画面をポップアップ画面で表示させ、全ての項目を登録・編集でき るようになりました。登録・編集後は、そのまま予定表の画面が表示され画面遷移しません。 また、活動情報の登録時に他のユーザーを招待すると招待したユーザーの予定にも自動で登録され、複数 人の予定を一度の操作でまとめて登録できるようになりました。 顧客企業の概要画面の強化 顧客企業の概要画面に案件の一覧が表示されるようになりました。関連メニューをクリックすることなく、 スクロールするだけで案件を確認できます。 □vtigerCRM6.2 の主な新機能及び改良点 PHP のバージョンアップ、その他 PHP5.5 に対応したことにより性能とセキュリティが向上しました。 MySQLi の対応、session hijacking 対策を始めとしたセキュリティ面が向上しました。 予定表の操作性の強化 予定表の操作が強化され、Google カレンダーのように登録した予定や活動結果をドラッグ&ドロップで きるようになりました。 レポート機能のグラフ作成の強化 レポート機能が強化され、グラフが作成できるようになりました。 グラフは 4 種類から選択でき、横軸の項目は画面上の項目の多くが対象となり、表示させたいグラフ の軸は最大 3 つ指定できます。案件の金額の月毎の合計や任意で追加した数値型の項目の合計などを出力 できます。 レポート機能に自動メール配信を追加 レポート機能の一覧作成で、自動でメール送信の設定ができるようになりました。作成したレポートは、 毎日・毎週・特定の日付など設定した間隔で自動で送信されます。 カスタマーポータルが正式版としてリリース デザインも刷新され使いやすくなりました。 Google カレンダーおよび連絡先との連携 Google Calendar V3 api のサポートにより、F-RevoCRM6.2 の予定表と Google カレンダーの連携が可能に なり、双方向の同期がとれます。予定以外にも連絡先も連携が可能です。 操作性向上 JavaScript の改善により画面表示がよりスムーズになりました。 各一覧画面の検索機能が改善されて、より使いやすくなりました。 F-RevoCRM6.2 デモサイトはこちら ログインユーザは ID/PASS:sato/sato をご利用ください。 デモ環境のデータは、IT業界向けの内容となっております。 □F-RevoCRM について 『F-RevoCRM』は高機能オープンソース CRM アプリケーションとして世界中で活用されている VtigerCRM をベースに、日本の企業文化に合わせシンキングリードが独自にローカライズ(日本語化)とバグ修正を行った 完全にフリー&オープンな高機能 CRM アプリケーションで、2011 年 10 月公開から既に国内 3600 社よりダウ ンロードされ活用されております。 【F-RevoCRM の特長】 完全にオープン&フリー・・・ライセンス料が発生しないため、費用を抑える事ができます。 統合型 CRM・・・マーケティング、営業、保守サポート、販売管理など、幅広い領域にて利用できます。 多機能・・・一般的な CRM 機能の他に Web To リード機能、顧客ポータル機能、メール連携機能、見積書作成管理機能などを標準で有しております。 簡易操作・・・多機能でありながら、シンプルで直感的で理解しやすいインターフェースになっています。 導入サービス・・・CRM 導入経験豊富なコンサルタントによる支援のもと、CRM 導入を成功に導きます。 <会社概要> 【社名】 シンキングリード株式会社 【代表者】 金丸 隆(カナマル タカシ) 【設立】 2008年7月28日 【資本金】 9,148,000円 【事業内容】コンサルティングとOSSを活用したシステム開発 【URL】 http://www.thinkingreed.co.jp 【本件に関するお問い合わせ先】 企業名:シンキングリード株式会社 TEL:03-6661-6801 Email:info@thinkingreed.co.jp ダウンロードはこちらから


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F-RevoCRM 見込み客(Lead) 関連ナビ


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F-RevoCRM 見込み客(Lead) 機能紹介


こんにちは、シンキングリード株式会社、エンジニアリングサポートを担当しています長慶(ちょうけい)です。 オープンソースの統合型CRM、F-RevoCRMの各機能をご紹介したいと思います。 日々のマーケティングや営業活動の結果、将来お客様になる見込み客の情報を得ることができます。顧客情報は大切な宝の山であり金鉱でありますが、問題はこれらの見込み客の情報が一箇所に一元的に集積され管理されていないことです。 F-RevoCRMを導入すれば「見込み客(Lead)」モジュールで一元的に見込み客を管理することができます。また、具体的に商談が進みましたら「見込み客」から「顧客担当者」へ昇格させる機能も備わっています。   F-RevoCRMで見込み客を作成するには、5つの作成方法があります。 クイック作成 手動入力 既存ファイルからインポート WEBサイトの問い合わせから自動生成 受信した電子メールから自動生成 インポート機能 すでにあるCSVファイルやVCFファイルから簡単にインポートが可能です。 WebToリード機能 Webサイトのお問い合わせフォームに入力されたデータを見込み客へ自動で取り込む設定がとても簡単に実現します。    


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F-RevoCRM 機能を紹介します


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『CRM導入診断サービス』を提供開始


シンキングリード株式会社(代表取締役 金丸 隆)は、CRM導入で悩む企業に向けて、新たに『CRM導入診断サービス』の提供を開始したことを発表致します。CRM導入診断サービスでは、シンキングリードの豊富な経験、ノウハウを活用し、CRM導入を検討している企業の課題や必要となる機能、導入のロードマップなどを整理することで、CRM導入失敗のリスクを抑え、成功に向けて進められるように致します。 300,000円(税別) CRM導入の失敗が多いということはよく知られていますが、どうすれば失敗を防げるか、ということについては最初のCRMブーム(1990年代)から四半世紀経った現在でも明確な理論や方法論はありません。ただし、CRM導入で失敗してしまう場合、その進め方には共通のパターンがあります。それはCRMの企画/検討フェーズの建付けが悪く、「何のために?」が現場ユーザーに伝わらないまま業務とシステムのアンマッチを引き起こしてしまっているということです。 「何から始めればいい?」「ベンダーはいいことしか言わない…」「成果は出せるのか?」「コンサルティングを頼むのは敷居が高い」「現場はちゃんと使いこなせるのか?」「パッケージ選定に悩む…」「我が社に必要なCRMの機能は?」など CRM導入診断サービスでは、シンキングリードの豊富な経験、ノウハウにより、CRMを活用する上での現場課題を整理した上で、実際のCRMの画面(F-RevoCRM)を使いどのような機能が必要となるかFit&Gapを行います。 本サービスを利用する企業は取り組むべき課題が明確となった上で、活用するCRMのシステムについても業務内容や課題に合わせて設定されたF-RevoCRMを確認でき、より明確にCRM導入のロードマップや期待する成果を描くことが可能となります。 企画/検討フェーズでこのステップを踏むことで、CRM導入後の業務とシステムのアンマッチが起こるリスクを最小限に抑えることが可能になります。 F-RevoCRM自体はライセンス無償のため、Fit&Gap後にそのまま活用できるのか、どのようなカスタマイズや他システムとの連携が必要なのか、といった方針が明確になると同時に、最終的には別のCRMパッケージを導入するといった選択肢も持つことができます。 シンキングリードはあくまで第3者としてパッケージ選定のアドバイザリーを提供します。失敗の確率の高いCRMにおける、オープンソース業務システムの新たな活用の形と言えます。 『F-RevoCRM』は、高機能なオープンソースCRMアプリケーションとして世界中で活用されているvtigerCRMをベースに、日本の企業文化に合わせシンキングリードが独自にカスタマイズを行ったフリー&オープンな高機能CRMアプリケーションです。 F-RevoCRM Webサイト:https://f-revocrm.jp/『F-RevoCRM』はシンキングリード株式会社の登録商標です。 <会社概要>【社名】 シンキングリード株式会社【代表者】 金丸 隆(カナマル タカシ)【設立】 2008年7月28日【資本金】 9,148,000円【事業内容】コンサルティングとOSSを活用したシステム開発【URL】 http://www.thinkingreed.co.jp 【本件に関するお問い合わせ先】企業名:シンキングリード株式会社TEL:03-6661-6801Email:info@thinkingreed.co.jp


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CRMシステムの活用度合いはマネジメントのあり方と大きく関わる


CRMシステムのプレゼンで、蓄積されたデータから様々なグラフやレポートなどのアウトプットを表示しながら、タイムリーに状況を判断し、意思決定できるということがメリットとして主張されることがよくある。 わかりやすくキレイに表示されたグラフやレポートを見ると、様々な分析を元に、今よりも合理的かつ効率的な営業やサービスの提供ができそうに思えてくるのはよく理解できる。でも実際にはそれらアウトプットが活用されることは本当に少ない。なぜか?その答えが今回のコラムのテーマだ。 あたり前だが、CRMのシステムは営業担当者の代わりに仕事を取ってきたり、顧客に納品した製品のメンテナンスや修理のようなサービスをCE(カスタマーエンジニア)などに代わってやってくれるわけではない。実際に売上や顧客満足(CS)を向上させるためには、業務のやり方や現場担当者の行動が良い方向に変わる必要がある。 現場の行動がグラフやレポートで見える化されれば、現場の担当者が行動を変えてくれると思っているウブなマネージャーはあまりいないだろう。できれば気持よく、もっと部下に働いてもらうため、いつもなだめ、すかし、時には叱り、時には褒めて・・とコミュニケーションで苦労しているマネージャーならなおさらだ。 現場で起きている事実情報や、顧客情報(顧客の詳細なプロファイル情報)を共有しながらコミュニケーションできれば、マネジメントはずいぶんスムーズにいくはずだ。営業の部下が「このお客さんは買ってくれそうにありません」と報告してきたことをもって、マネージャーが正しく状況を判断し、意思決定することは難しいはずだ。もちろん部下の言うことを鵜呑みにすることもできれば、全否定して「ツベコベ言わずやるべきことををやれ!」と指示することもできる。ただ、こうしたマネジメントにはグラフやレポートはもちろん、CRMシステムへの報告すら無用の長物である。 結局CRMシステムの活用度合いはマネジメントのあり方と大きく関わるのであって、逆(CRMシステムを導入すればマネジメントのやり方が変わる)はないということなのだ。


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CRMを使わなくとも業務はできる


CRM構築を検討する上で、押さえておかなければならない前提が『CRMを使わなくとも業務はできる』ということ。 販売管理など基幹システムであれば、【システムへのインプット行為=売上や請求などの業務処理】であるため、多少システムが分かりづらかったり、使い勝手が悪かったとしても、仕事をするためには使わざるを得ない。しかし、CRMへのインプット=売上を稼ぐ・CSを向上させる、、、なワケがない。 顧客に紐づけて日々の営業などやり取りの履歴を蓄積していけば、非常に重要な情報資産になることは間違いない。でも、それをしなくても業務はできるので、システムを導入しただけでは現場の担当者全員がCRMにインプットしてくれることはまずない。これを前提としてどうCRMを構築していくか、というリアルな議論が不可欠だ。 CRMで最大のリスクは「使われないシステム」を作ってしまうことなのだから。


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CRMには対応する (得意な)領域がある


CRMを検討する上で、押さえておきたい前提がいくつかあります。その一つが「CRMには対応する、(得意な)領域がある」ということ。顧客と企業の関係をマネジメントする、と言っても、顧客との接点にはいくつかの領域と様々な形があります。 ①展示会への出展やセミナー開催、メルマガ配信、テレマーケティング、Webサイトへの誘導などにより、見込客を獲得する『マーケティング領域』 ②顧客に対する営業の活動や、見込(案件~受注)の状況を管理する『営業支援領域』 ③顧客に見積りを提示し、受注を得て、製品やサービスを提供後、売上を立て、請求書を発行、といった『販売管理領域』 ④既に自社の製品やサービスを利用している顧客からの問合せや、それに対する自社の活動を管理する『保守サポート領域』 CRMのツールとしては、上記の各領域から発展した機能特化型や、複数の領域に関わるものもあります。全ての領域をカバーするものは”統合型CRM”と呼ばれ、F-RevoCRMも典型的な統合型CRMです。 全社的な顧客情報基盤を構築しようとすると、統合型CRMの方が有利です。一方で、現場で業務をしている方々のきめ細かなニーズに対応する機能、という意味では特化型のツールの方が優れていたりします。 CRMの導入を検討するにあたっては、自社のどの領域にフォーカスするのか?がとても重要です。


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日本でのCRMの歴史から -オープンソースでCRMを構築する時代-


CRMは90年台に米国から経営コンセプトとして日本に紹介されました。一時期は大企業を中心にCRMブームの様相を呈し、CRMのシステム導入で数十億~数百億のプロジェクトが立ち上げられましたが、その多くがほとんど成果を上げられず、失敗に終わりました。この時期は「統合型CRM」と言われるように、顧客とのあらゆる接点を管理するという考え方で、システムの規模も大きく、また業務のあり方をコンセプトに合わせて改革していくことの難易度も非常に高かったと言えます。 2000年台以降は営業支援(SFA)分野やメール配信など、統合型ではなく、CRMの特定分野の機能に特化したパッケージシステムが多く登場し、規模も小さく、業務面でも「改革」というよりは「改善」という形で多くの企業がシステムを活用するようになってきました。 現在はどういう時代か?”O2O”や”IoT”,”オムニチャネル”といったキーワードが登場し、Webは単に販売・マーケティングのツールではなく、重要な顧客チャネルの機能を果たすようになり、あらゆる企業活動に組み込まれています。例えば私が今この文章を作成しているノートPCのバッテリーがリコールとなった際も、リコール情報の取得や機種の確認、交換・回収と言った手続きを全てWebを介して行いました。電話や販売店を通したやりとりと比べて話が早く、ユーザーとしての満足度が下がることもありませんでした。 このような時代において、CRMシステムはもはや単にパッケージ導入による改善や、顧客情報の統合が実現できれば良いというものではなくなっています。 企業はWebなどの顧客接点も含めて、顧客とどのような関係を構築するか?そのための基盤としてどのようなシステムが必要となるか?を真剣に考え。オリジナルなCRMを構築する必要に迫られてきています。とは言え、90年代のように、莫大な費用とリスクをかけていた時代に逆戻りすることはできません。 こうした状況において、他の業務システムとの連携、カスタマイズにおいて柔軟性と汎用性を兼ね備えているオープンソースのCRMは単にコスト面で優位というだけではなく、CRM本来の目的を達成するための有力な選択肢だと言えるのです。


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新春ライトニングトークに参加してきました -「共通言語」と「データの定義」-


先日、スクエア free セミナー 第51回 新春ライトニングトーク に参加してきました。ライトニングトークは持ち時間5分の中で行われる短いプレゼンテーションのことだそうです。 20社ほどがプレゼンを行い、技術動向や今年ホットな話題、各社の商品や活動の紹介など色々と興味深いお話を聞くことができました。オープンソースに関する話が多いのもこのセミナーの特長のようです。 シンキングリードも5分間のプレゼンをさせて頂き、コンサルティングやF-RevoCRMを使ったシステム開発についてご紹介させて頂きました。 5分間という時間の制約の中でプレゼンするのは割りと難しかったですが、営業の生産性についてのコンサルティングをピックアップして概要をご紹介しました。 自社の活動や顧客、案件を棚卸し・精緻化して「共通言語化(ものさしを作る)」ことが最初の取組みとなる、ということをお話したのですが、その後、他の方のプレゼンで、データマネジメントやビッグデータなど異なる文脈の中で、「先ほどのプレゼンでもありましたが・・」という前置き付きで「データの定義がとても重要である」という主張をされていた方が何人かいらっしゃいました。 「データの定義が重要」という意見には全く異論なかったのですが、何か引っ掛かかるものがあり、後になって「共通言語」と「データがしっかりと定義されること」は異なるのだと気づきました。共通言語は意思伝達の手段なので、実は定義が明確かどうかはあまり問題ではなく、その組織内で意思疎通できていれば「共通言語」と言えます。ただし、意思疎通に必要な情報のやりとりのために”ものさし”が必要となり、度量衡(単位)を定めていくのが「データを定義すること」だと思います。 「共通言語」が既にある組織ならばSFAやCRMを導入を期に、”ものさし”としてデータの定義を明らかにするのがよいと思います。逆にSFA、CRMを導入時にデータの定義を作ったとしても、組織内で「共通言語」として意思疎通に活用されるようにするためにはそのための努力や時間が必要ですね。 そんな気付きあり、他にも出会いや懐かしい再会があったりと、よき機会となったライトニングトークの参加でした。


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